チーム力が命を守る ~航空自衛隊エアーパーク訪問記
チーム力が命を守る ~航空自衛隊エアーパーク訪問記~
医療従事者として日々感じることは、完璧なチームワークが不可欠だということです。今回、航空自衛隊浜松広報館を訪れ、医療と航空自衛隊に共通する「組織力」の本質について深い学びを得ました。
精密な連携体制
航空自衛隊の戦闘機F-15では、パイロット、整備士、管制官など数十人のスタッフが一体となって1機の運用を支えています。これは医療現場での多職種連携と同じです。一人一人が専門性を持ち、それぞれの役割を果たしながら、全員が同じ目標に向かって進む。
展示の見どころ
実機展示
• F-4EJファントムII、F-1支援戦闘機など19機の実物航空機
• 零式艦上戦闘機52型甲(グアムで発見された貴重な機体)
• ブルーインパルス歴代機(F-86F、T-2、T-4)
体験コーナー
• フライトシミュレーター
• パイロットスーツの試着体験(15分無料貸出)
• 全天周シアターでの迫力ある映像体験
防空システム展示
• ペトリオット地対空誘導弾システム
• 20mm対空機関砲VADS(3000発/分の驚異的な発射速度)
• 各種レーダー設備
チーム力を高める取り組み
航空自衛隊では、「やる気、元気、負けん気」という3気精神が受け継がれています。この精神は、医療現場でも重要な要素となっています。一人一人が自分の役割を理解し、互いを信頼し合える関係を築くことで、組織としての力が最大限に発揮されるのです。
おわりに
航空自衛隊エアーパークでの見学を通じて、組織の強さは個々の能力だけでなく、チームワークの質にあることを再確認しました。患者様の命を守る私たち医療従事者の使命は、国の平和を守る航空自衛隊の使命と、その本質において深く通じているのです。