超高齢社会を迎え、平均寿命がのび、人々が長生きできるようになった反面、それに伴い社会保障費などが異常に膨れあがっています。このままいけば、日本の医療財政は破綻してしまいます。そんな中、国が対策の一部として打ち出したのが『かかりつけ医』です。従来、かかりつけ医を持っている人は、何らかの慢性疾患(糖尿病や高血圧、認知症など)に罹患した後、つまり何か病気じゃないと病院にはかかりません。現代の医療は『治療型』であり、国が求めている『予防型』の医療との矛盾が生じます。しかし、これからは、『治す』中心の医療から『防ぐ』『支える』医療への転換、これこそが人生100年時代の医療の在り方であると感じました。
歯科は、メンテナンスや歯周治療で継続的に関わることが多く、『おかわりないですか?』『はい、おかげさまでどこも問題ないです。』この会話ができるのは、健康な人に出会える唯一の医療機関である歯科の特異性であると思います。更に歯科医院は治療や予防を通じて色々な患者さんに幼いころから出会うチャンスがあり、定期的に一生涯を通じて一人の患者さんをずっと診れること、すなわち『連続性のある医療の価値』を携えていることです。患者さんにとって主治医はひとりではありません。けれども歯科では一人の患者さんの口腔の問題をほぼすべて診ることが出来ます。全世代にわたる課題がたくさんあり、これらを一つの歯科医院で全て診ることが出る。しかも世代を超えて連続して診ていくことが出来る。人生100年時代の歯科の強みであると思います。わかな歯科は、患者さんの人生に『かかりつけ医』として寄り添う医療を目指していきたいと思います。
院長 若菜 則孝
歯学博士
◆ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター
◆日本スポーツ協会公認 スポーツデンティスト
◆日本化学療法学会 抗菌化学療法認定歯科医師
◆日本外傷歯学会 認定医
◆Touch 口腔機能リハ 認定士
◆ドライマウス研究会 認定医
◆AHA BLS 2010年、2015年 取得
◆日本糖尿病協会 登録歯科医
◆日本歯科補綴学会 所属
◆顎顔面補綴学会 所属
◆日本法歯医学会 所属
◆全日本エピテーゼ連盟 所属
◆摂食嚥下リハ学会 所属
◎八街市立八街北小学校 学校歯科医
◎八街市介護認定審査員 (H31.4 ~ R5.3)
◎千葉県警察嘱託歯科医