令和6年10月13日(日)日本スポーツ歯科医学会に参加して
【スポーツ歯学が拓くアスリートの
健康な未来
元ラグビー日本代表
畠山健介氏の講演から学ぶ
令和6年10月12、13日に大阪歯科大学で日本スポーツ歯科医学会の大会が開催されました。元ラグビー日本代表の畠山健介さんによる講演があり、スポーツ選手の口の健康とパフォーマンスについて興味深いお話がありました。
## マウスガードの大切さ
畠山さんは、ラグビー選手としての経験から、マウスガードの重要性を強調しました。マウスガードは、ラグビーだけでなく、他の接触スポーツでも選手の安全を守る大切な役割を果たします。今後、より多くのスポーツでマウスガードが使われるようになることが期待されています。
## 選手の安全とパフォーマンスのバランス
アメリカと日本のスポーツ医学の違いについても触れられました。アメリカでは選手の安全を重視する傾向がある一方、日本では選手のパフォーマンスを優先しがちだそうです。これからは、選手の長期的な健康を守りながら、競技力も向上させるバランスの取れたアプローチが必要だと感じました。
## スポーツ歯学の未来
テクノロジーを活用した新しいマウスガード製品の可能性についても話がありました。最新技術を使ったスポーツ歯学の発展が、選手のパフォーマンス向上や怪我の予防にどのようにつながるのか、とても楽しみです。
## 日本のスポーツ界の課題
畠山さんは、日本のラグビー界の現状と課題についても話されました。2015年と2019年の活躍で日本ラグビーの国際的な評価は上がりましたが、収益面や国際的な交渉力にはまだ課題があるそうです。
## まとめ:スポーツ歯学の重要性
この講演を通じて、スポーツ歯学がアスリートの健康と安全、そしてパフォーマンス向上に大きく貢献できることがわかりました。私たち一人一人が、スポーツと歯科医学のつながりに注目することで、日本のスポーツ界の発展につながるかもしれません。
大阪で開催されたこの大会を機に、関西地域、そして日本全体でスポーツ歯学がさらに発展し、アスリートの健康とパフォーマンス向上に貢献することを願っています。