たまに患者さんから、『レントゲン撮影はしないで治療して下さい。』と言われることがあります。確かに、被爆というリスクを冒してまで撮影するのですから、必要最低限の撮影で診断を下すことは大切なことです。しかし、歯やその周りの骨を診断するにあたりレントゲンでの評価は大切です。正しい診断を下せないことで、治療期間が長引くことや治療期間の延長によって料金もそれに伴い高くなってしまいます。儲けたいから撮影するものでもありません。何らかの事情があって撮影できない場合を除いて、レントゲン撮影をするメリットが、被爆によるデメリットを上回る場合は必要な検査です。ただ、未だにこのような記事を書いている記事もあります。よく読んで考えてみて下さい。
『眠れなくなるほど面白い 図解 経済とお金の話』
~歯医者が初診でやたらとレントゲンを撮りたがる本当の理由とは?~