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コロナに感染した人の口の中 ~イタリアの文献から~

IMG_6455 1.jpgIMG_6456 1.jpg少し前にJournal of Clinical Medicine

コロナに罹患した人の口腔病変を

組織病理学的に考察した論文が

掲載されました。

コロナに感染した人の

口腔内の有病率は不明ですが、

検出された病変のほとんどが潰瘍であった事、

その口腔壊死領域に現れる現象は、

血管構造の血栓性血管閉塞であったことから、

この口腔病変の存在は、

末梢血栓症の最初の兆候

重度の病気への進化の可能性の

警告兆候を表す可能性があり、

これは、抗凝固療法をできるだけ早く

開始する必要があることを示唆しています。

昨年の早い時期から、

中国でもコロナ感染者の

舌の変化は指摘されておりましたが、

口腔内もコロナ感染と関係がありそうです。

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