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スポーツの日特集 : 運動と健康に関する最新情報

⚫︎  スポーツの日特集:

 運動と健康に関する最新情報

 こんにちは。スポーツの日にちなんで、運動と健康に関する最新の研究結果をご紹介します。最近の研究で、運動に関するいくつかの常識が変わってきています。今回は特に注目の4つのポイントについてお話しします。

## 目次


1. [短時間でも効果的な運動](#1-短時間でも効果的な運動)
2. [筋トレの新常識](#2-筋トレの新常識)
3. [座りすぎへの注意喚起](#3-座りすぎへの注意喚起)
4. [年齢に合わせた運動のすすめ](#4-年齢に合わせた運動のすすめ)

### 1. 短時間でも効果的な運動

 忙しい方にうれしいニュースです。早稲田大学の研究によると、なんと「20秒の全力疾走を2回」、週に1~2回するだけでも効果があるそうです[1]。これで、体の酸素利用能力が上がったり、太ももの筋肉が増えたりするんです。今までは長い時間運動しないといけないと思われていましたが、短い時間でも頑張れば十分効果があることがわかってきました。

### 2. 筋トレの新常識

「重いものを持ち上げれば持ち上げるほど、筋肉がつく」というのは、実は正しくないかもしれません。新しい研究では、適切な重さと回数、そして正しい姿勢で行うことが大切だとわかってきました[2]。ただ重いものを持ち上げるだけでなく、質の良いトレーニングを心がけましょう。

### 3. 座りすぎへの注意喚起

 デスクワークが多い今の社会では、座りすぎが新しい健康リスクになっています。厚生労働省も、大人も子どもも高齢者も、座っている時間が長すぎないように気をつけるよう呼びかけています[3]。定期的に立ち上がったり、ストレッチしたりすることが大切です。

### 4. 年齢に合わせた運動のすすめ

 高齢者の方への運動のすすめも新しくなりました。厚生労働省の最新のガイド「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、高齢者は少し息が弾むくらいの運動を、1日40分以上(歩数で言うと約6,000歩以上)行うことをおすすめしています[3]。

 これらの新しい研究結果は、自分の生活スタイルや年齢に合わせて運動することが大切だということを教えてくれています。短い時間でも効果的な運動方法や、座る時間を減らすなど、日常生活に取り入れやすい工夫が提案されています。

 スポーツの日を機会に、自分に合った運動習慣を見直してみませんか?健康的な生活は、お口の健康にもいい影響を与えます。定期的な運動と一緒に、歯科検診も忘れずに受けるようにしましょう。

## 引用文献

1. 早稲田大学. (2024). 高強度インターバル運動とオキシトシン循環に関する研究成果. https://www.waseda.jp/fsps/rcsports/news/2024/02/01/1550/
2. リンクウィズSDGs. (2024). 運動も時短の時代に!? わずか40秒で大きな運動効果が得られる研究が発表. https://linkwith-sdgs.com/sdgsinfo/3947-2/
3. ニッセイ基礎研究所. (2024). 身体活動基準2023~座位行動時間、筋トレに関する指針が追加. https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=78082?site=nli

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